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沖縄へ

2018年2月1日 木曜日

先日、沖縄のまさひろ工房(仲村まさひろさん)の窯出しがあったので、沖縄へ買い付けに行ってきました。
この時期は、Tシャツ一枚でもいいほど暑くなる時もあれば
14,15度の沖縄でいうところの冬日和の日もあればといった時期だそうです。
私たちが伺った時は風も強く高台にあるまさひろ工房では冬のコートがしっかり必要な寒さでした。

でも、やはり南国。
読谷山焼北窯へ伺った時には、工房の広い敷地に植えてあったバナナの花が咲いていたりと
心がぽっと暖かくなるような色や景色を目にすることができました。

さて、まさひろ工房の窯出し。
今回は、まさひろさんが修行されていた北窯を独立し焼き物をされている若い後輩たちが窯入れを
手伝ってくださったようで、窯出し日にも窯から出たものを見て学ぼうといらしていました。
お弟子さんをとらない、まさひろさんにとっては、そんな若い方たちの学ぼうと姿勢を
嬉しく思われるそうで、使っている道具や技術的な質問に対しても快く応えてらっしゃいました。


焼きは上手く釉薬が溶けているところもあれば、完全に溶けきっていない場所もありと
登り窯ならではの仕上がり。ただ前回同様、今回も思うのは仲村まさひろさんの器だなということ。
過去から学ぼうとする強い思いが伝わります。

自分のスタイルを築く。新しいことをする。そんなことではなく、過去から学びそれを基本とすることは
崩さずに、まさひろさんの経験や今が器に反映され、それが結局昔ながらのやちむんを感じながらも
力強さとどこからともなく感じる土地の大らかさ、そして器から滲み出る愛嬌がまさひろさんのスタイルに
なっています。

今回の窯分の入荷は、まだまだ先になるかと思います。
なにせ何から何までお一人でされているので、次の窯の準備をしながら今回窯から出た焼き物の
仕上げや窯や窯周りの片付けをしなくてはなりません。

まさひろさんの器を手にしたとある陶工の方が、まさひろさんの器の高台を触って
まるで赤ちゃんのお尻のようだと表現したことがありました。それほどまでに心地よいと感じるほど
きれいにやすりがけされ、土瓶類にはやはりまさひろさんが一つ一つのサイズに合わせて
形取りした真鍮の持ち手がつけられます。

そんな様々な作業を経て納品されますので、どうぞ今しばらくお待ちください。


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