太田潤手吹き硝子工房  太田潤

太田潤手吹き硝子工房
太田潤
福岡県朝倉郡

略歴
1975年 福岡県小石原(現・東峰)村に生まれる
1998年 全国のガラス工房を訪ねる
1999年 琉球ガラス 稲嶺盛吉氏に師事
2004年 福岡県朝倉市秋月野鳥に築窯
日本民藝館展初出品初入選 以降毎年入選 
2005年 イタリア・フランス・イギリスへ工芸修行
2006年 兄 太田圭の小石原焼と兄弟作品展開催  
2007年 父 太田哲三、兄 太田圭との親子展開催
日本民芸公募展にて優秀賞受賞
2010年 日本民芸公募展にて優秀賞受賞
2011年 国画会主催国展初出品初入選
日本民藝館展にて奨励賞受賞
日本民芸公募展にて優秀賞受賞
2013年 日本民芸公募展にて中小企業庁長官賞受賞

太田潤さんのガラスは、沖縄のような大らかな素朴さがありながら力強く若々しく、そして焼き物のようなバランスを感じます。実際にお会いし、その理由がわかりました。



太田潤さんは、小石原焼 太田哲三氏の次男として生まれました。兄の圭氏は後継者として窯に入り、父 哲三氏と焼き物作りをしています。潤さんも、兄同様に轆轤に向ったそうですが、ずっと座って轆轤を回すのが性に合わなかった。体を動かす方が自分に向いていると別の工芸の世界、ガラスの道へ進みます。沖縄の琉球ガラスとして名高い稲嶺盛吉氏の下で修行を積んだ後、福岡県朝倉市秋月野鳥に築窯しました。現在は小石原に窯を移しガラス作りをされています。


ここまでざくっと経歴をお伝えするだけで、太田潤さんのガラスがなぜ沖縄のような素朴な大らかさがありながら、焼き物を感じるのかがお分かり頂けたと思います。実際ご本人も、祖父の故 太田熊雄氏、父の太田哲三氏と小石原焼の家に生まれ、手本とするものは全て焼き物とおっしゃっていました。ご自分のルーツに沿って自分ができるガラスを作る。そのガラスは、頑固で考えにぶれがなく、しかし必要以上のモダンさや押しつけがなく気持よく使える「器」です。


潤さんは再生ガラスを使いガラス作りをされています。再生ガラスならではのぬくもりや厚みがありながら、どんな色の廃瓶を使っても安っぽさがありません。手吹き硝子ですから、現代の生活や空間に合いながら、かつ自然を感じる事ができる「器」です。どうぞお楽しみ下さい。




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