Column - 陶器の取り扱い方法

目止めについて

染みや臭い移りが気になる方は、ご購入後に米のとぎ汁を鍋に入れて弱火で10分から15分ほど煮沸し「目止め」を行ってください。また、ご使用前に水に浸してから料理を盛り付けますと、汁や油が滲みにくくなります。料理を盛ったまま冷蔵庫に放置したり、つけ置き洗いをしますと、染みや臭い移り、カビの原因となりますのでご注意ください。ご使用後は、台所洗剤で洗いよく乾かしてください。乾いていない状態で食器棚へ仕舞うと、釉薬がかかっていない部分などに黒いカビが生じる恐れがあります。

電子レンジのご使用について

当店で取り扱いの陶器は、電子レンジをお使いいただけます。しかし、器内に水分が溜まっている場合などは破損する場合もございます。ご使用は個々のご判断にお任せいたします。また、食器洗い機もご使用いただけますが、周囲の器にあたりますと割れの原因となりますので、ご注意ください。

貫入について

器は日々使っていくうちに変化していきます。上の写真のように貫入(かんにゅう)と呼ばれる釉薬のヒビのようなものに汁や飲み物などの色が入り、何とも言えないヴィンテージのような風格さえでてきます。その時間の経過と共に器に付け加えられる美しさも楽しんで頂けたらと思います。

蛇の目について


また、蛇の目(じゃのめ)と呼ばれる皿や鉢物、丼などの中心に白い輪っかは、登り窯で器を重ねて焼く際に釉薬が溶けて器同士がくっつかないように釉薬を剥がした跡を指します。当店ですと、登り窯で焼く読谷山焼北窯や熊本の小代焼ふもと窯、大分の小鹿田焼などの器などに見られます。登り窯の中で重ねて器を焼けることで一度にたくさんの器を焼くことができ、買いやすい値段帯で販売することができるのです。

蛇の目の色の濃淡などの違いは、窯の中での火の当たり具合によって異なります。また、蛇の目の部分は素焼きになっているため、食材の色がついてお使いいただくうちにより色合いが馴染んできます。写真にあるわが家の丼は、うどんやラーメンなど汁の色が入り使い始めの頃よりうっすら茶色になってきました。これらの変化も日々の食卓の歩みとして楽しんで頂けたら幸いです。


Emballage cadeau

We have a gift wrapping service.

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