Column - 手吹きガラスの取り扱い方法
吹きガラスについて
吹きガラスは一点一点手吹きで作られたものとなります。
一般的なガラスと違って気泡が入ります。
気泡の量は作り手によって異なりますし、また同じ作り手でも個体差がかなりあります。
お届けするのは掲載している商品と全く同じではありませんので、ご理解の上ご注文ください。
また工業製品とは違いガラスに不純物も多く含まれます。
その部分が黒い点や白い点のようなものがガラス内部に含まれることが多くあります。
こちらも個体差ですので掲載する写真に写っていない場合がございます。
ご理解の上ご購入ください。
この他、どうしても工程上引っ掻き傷や筋のようなものが入りますし、サイズも個体差がかなりあります。
それも吹きガラスの味としてご理解いただける方のみご購入ください。
一点一点確認されたい方は店頭でのご購入をお勧めいたします。
熱湯は使用できません
吹きガラスは急激な温度変化で割れてしまいます。
熱湯を入れてしまうと割れますのでご注意ください。
ポンテ跡について
吹きガラスの底にある丸い輪のような跡をポンテ跡といいます。
ガラスを吹いて膨らませた後に、底の部分の中心に竿をつけてコップでいうと口の部分を成形します。
その竿を取るときにできた傷をポンテ跡と言います。
ポンテとは竿のことです。
このポンテ跡ですが、作り手によってさまざまな跡になります。
ポンテにガラスを小量つけて接着する場合や、竿を加熱して接着する場合もあるため、跡が異なります。
奥原ガラスやガラス工房清天はガスバーナーで炙って綺麗にします。
最初から綺麗に取れることもありますし、残った凹凸をノミで削ることもあります。
モノによっていはガラスが割れたようになっていますので、最初は驚かれる方もいらっしゃいます。
基本的には指で触っても大丈夫なように処理されています。
ポンテ跡は吹きガラスの証として楽しんでいただけたらと思います。
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