商品説明
蓋と御重の外側手前に、面を合わせる目印となる5mmほどの螺鈿が嵌め込まれた二段重ねの隅入り御重。黒漆による下塗りをした後に朱塗りをする根来塗(ねごろぬり)という手法で漆が塗られています。蓋の表面は欅の木目が見えるように拭き漆が塗られ、縁と内側は御重同様に根来塗で漆が塗られています。
欅は美しい木目はもちろんのこと、非常に強靭で耐久性を特徴とし持ちがよく、漆器や仏閣、神社などの建築材としても古くから用いられている木材です。木の特徴と木目に応じて作るものを決められる松崎さんは、耐久性がある欅の木の、穏やかな木目部分を蓋に配置したことで、品格のある静けさ漂う唯一無二の美しい御重に仕上がっています。
上下段とも4.8cmの深さがありますので、お正月の御重として。また箱をそれぞれ別々に用い普段の器としてお使い頂いてもいいでしょう。おせち料理の重箱は「お正月から角を立てない」ことから、古くから角に丸みのあるものが選ばれてきたそうです。確かに丸みはどこか人の心を穏やかにしますね。また、漆塗は外の温度を伝えにくく防水性があり、また乾燥を防ぐという特徴を持ちますのでおせち料理にはぴったりでしょう。
ご注意
- お届けする商品は、こちらに掲載している画像の商品です。
- ご使用後は水やぬるま湯で薄めた洗剤を使い、柔らかいスポンジで洗って下さい。洗った後は、柔らかい布巾で拭いて下さい。水滴を残したままにしておくと、水道水の中に含まれるカルキ成分が残り、色の濃い漆器は白く残る場合がございます。
漆器に陶器などの器を重ねたり、先の尖ったものが当たると傷の原因となります。
乾燥は漆器を痛める原因となりますので、直射日光・紫外線を避けて保管下さい。
電子レンジ・食洗機のご使用はご遠慮下さい。 - こちらの商品を店頭でご覧になりたい場合は、事前にご連絡下さい。
少々時間がかかりますが店頭にてご用意いたします。
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