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三宅吹き硝子工房
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岡山県岡山市で吹きガラスをする三宅義一さん。
最初に師事した村上恭一氏は舩木倭帆氏のお弟子さんですので、舩木氏の吹き硝子作りに携わる事13年を経て独立されました。
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真面目で頑固でそしてマイペースという印象の三宅さん。火を止めている間は、読書や習字をして過ごされているそうです。
三宅さんのガラスは、小さなものも大きなもの緩やかなラインを描き優しい印象を与えます。そして、ピッチャーやデキャンタのように大きくなればなるほど、まるで筆で描いているような躍動感が溢れてきます。三宅さんのガラスを見ていると、舩木氏のもとで学んできたもの、日々感じること全てをガラスに表現しているのだろうと感じます。
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師匠の舩木氏がそうであったように、三宅さんもガラスの裏にsanとサインをします。
これは三宅の三から取ったものだとか。控えめに書かれたサインが何とも三宅さんらしいので、もし良かったら見てみて下さい。
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