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永見窯の器をアップいたしました

2015年6月26日 金曜日





大変お待たせいたしました!
島根の永見窯よりしばらくぶりに商品が入荷しましたので
本日オンラインにアップいたしました。

永見窯は永見氏が全てお一人で作業されている為
作れる数に非常に限りがございます。
写真を見て頂けるとお分かり頂けるかもしれませんね。


梅雨入りを楽しむ

2015年6月25日 木曜日



工芸喜頓のショーウィンドウは
北窯 松田共司さん(沖縄)の角物に水草のウォーターマッシュルームを生けています。

美味しい季節

2015年6月24日 水曜日



なぜでしょうか。
果物と季節の野菜を食べると身体が芯から喜ぶ気がします。
甘いものやアルコール類は心が喜ぶのですが、、、

わが家では、果物は夜の食後ではなく朝食で頂きます。
今の季節は、さくらんぼやすいか。
そして、ぶどうに、もう少しするとメロンに桃にと美味しいものが続きますね。
ワイン好きとしては、白ワインや冷えた軽めの赤ワインに合う果物が続くのが嬉しい限りです。

こちらは、五十嵐元次さんの 青磁五寸菊皿 に冷えたデラウェア
いつぞやの朝食です。


パンと珈琲

2015年6月19日 金曜日


最近よく耳にするテーマ「パンと珈琲」
このテーマで某媒体から依頼を受け、自宅でパチリ。

わが家は、それに「花」と「色」がライフスタイルのテーマとして入ります。
全てにおいて民芸の品々に拘らず、いいなと思ったものを取りいれます。
素朴で楽しいというのが共通項でしょうか。


今日の食卓は、固くなってしまったバゲットをフレンチトーストにし
前日の残りの鶏を焼いたものと野菜でサラダに(写真撮るのを忘れてしまいました...)
珈琲はご近所の美味しい珈琲専門店カフェテナンゴで。
そして今が季節のさくらんぼ。

テーブルクロスとナプキンは、友人Anne Hubertがデザイナーをしているフランスのテキスタイルブランド「LA CERISE SUR LE GATEAU / ラ・スリーズ・スール・ガトー」のもの。生成りのコットン生地に鮮やかな青でブロック柄がプリントされ、ゴールド糸で一本刺繍が入りアクセントになっています。テーブルクロスは同じ柄ではなく、同じ青色のドット柄にしてみました。アンティークのにわとりの形をした木のナプキンホルダーを海外のサイトで見つけたので、それが入るとさらにテーブルが賑やかになりそうです。わが家のテキスタイルはこのブランドの物が多く、それにイタリアのものや日本の藍染めのものなどをミックスして使っています。ティータオルもいいですよ。

チーター風のオブジェは、イタリアで作られたユーモラスな壁掛けをタイル代わりに使っています。
表参道の大好きなインテリアショップBazar et Garde-Manger(バザー・エ・ガルド・モンジェ)で購入した最近のお気に入りです。

花生師の友人から頂いたお花は、奥原硝子製造所(沖縄)のペリカンピッチャーが高さもありピッタリです。枝ものや背の高い花を生けるのみよく用います。こういった花はドライフラワーになるのも楽しみですね。

コップは、太田潤手吹き硝子工房(福岡/小石原)のモールグラス小サイズ
厚めのモールコップに炭酸水の泡が何とも気持よい組み合わせです。
わが家では子供たちも離乳食から重量感がある器やカップを使っているので慣れていますがので、乳児そして小さい幼児には倉敷ガラスの特小コップがやはり幼稚園からの依頼で子供用に作られただけあり、小さな手にも持ち易くお勧めです。

マグカップは湯町窯の掛分けマグカップ。主人はたっぷり容量の珈琲を頂く時は大概このマグカップです。
私は1枚目の写真に写っていますが、森山窯の掛分けマグカップか倉敷堤窯 武内真木さんの指描マグカップを愛用しています。

フレンチトーストにかけるメープルシロップは、小代焼ふもと窯 井上尚之さんのミルクピッチャーがちょうどいいサイズ感です。


わが家の朝のパン皿は、しばらく出西窯(島根)の縁焼〆皿七寸 内白で定着しています。
お皿もいい具合に味が出てきました。ほんの少しずつお皿の景色が変わっていきます。これから増々わが家の食卓や子供たちの成長がこの皿に刻まれていくと楽しみでなりません。

ちなみに1枚目のフレンチトーストがのった角皿は、惣堂窯 掛谷康樹さんのもの。


倉敷ガラスの中鉢青にさくらんぼが、最高に美しい!日本のさくらんぼのこの控えめな色合いに、この青がいいですね。ふと、ガラスを吹いている時の頬が赤くなった小谷栄次さんの顔が浮かびました(笑)木のテーブルの上でも、和風洋風どちらのテーブルクロスでも色々と楽しめます。

今日は金曜日。
東京は雨ですが、皆さまどうぞよい週末をお過ごし下さい!

フランスの買付け

2015年6月11日 木曜日

早いもので1か月が経とうとしていますが
5月中旬から下旬にかけてフランスのブルターニュ地方とプロバンス地方へ装飾品の器を買付けに行ってきました。
パリのシャルルドゴール空港に到着するや否やレンタカーを借りての買付けです。
10日弱の旅で、馬や牛、羊など美しい田園風景を眺めながら、のべ4000キロほどを車で移動しました。

道中の様子はまた改めてご紹介させて頂くとして、訪れた中からいくつかポッタリーをご紹介させて頂きます。

こちらはサンピニーポッタリー(Poterie de Sampigny)http://www.poterie-fresnais.fr/
シルビー(奥様)とフランソワ(ご主人)のご夫婦お二人で30年以上一緒に作陶されています。
フランソワが轆轤をひき、シルビーが絵付けを担当しています。





この建物の至る所に、彼らが作った作品が飾られています。
家の中はもちろんのこと、屋根の上や壁の上などなど。。。どうやって登ったのだろうか想像してしまいます。
彼らの作品と一緒に友人の作品や世界各国から収集した器にオブジェ。そして靴が片方壁にかかっていたり!

次にシャルポッタリー(Poterie des chals)http://poteriedeschals.free.fr/
こちらもナタリー(奥様)とジャンジャック(ご主人)のご夫婦で作陶していますが、こちらは夫婦で全く別の作品を作っています。ナタリーは焼き物で現代アートを作り、ジャンジャックは装飾器と今フランスで人気の庭周りの道具を作っています。絵も彼が描いているのですが、とても素朴で気持が温かくなるものばかり。


ご自宅でお昼を頂いたのですが、マルシェで買ったお肉類にご近所の農家から頂いた野菜や果物などなど。器は友人の作家さんと物々交換で頂いたものだとか。物々交換の生活っていいですね。お野菜を頂く代わりに例えば花器をプレゼントしたり。。。東京で生活をしていると、そんな生活が心から羨ましくなります。

こちらはエギュヴィヴポッタリー(Poterie d'Aigues-Vives)www.poterie.info/
伝統工芸士としての称号を数年前に受けたリシャールエステバンのポッタリーです。



中学を卒業してから轆轤士としての修行に入ったリシャール。
昔の焼き物が盛んに作られていた時代を取り戻そうと、焼き物のマルシェを開催したりと勢力的に活動をしています。
趣味の古い車で、フランスのプロバンスからスペインに渡り2週間のラリーから帰ったばかりのところにお邪魔しました。
現在は、轆轤士のアルノーと工房の様々な事を取り仕切ってくれるアシスタントのカティアと共に工房で作陶しています。

最後は、ノットポッタリー(Poterie Not)www.poterienot.fr/


1857年創業。目の前に運河が流れ、周りは田園風景が果てしなく広がる村にノットポッタリーはあります。
この土地伝統のカスレという豆料理などの専用鍋をありとあらゆるサイズ作り、また春先になると庭先の植木鉢などありとあらゆる日用品を作る窯です。フランスでは珍しく、未だに大きな登り窯で窯入れをするノットポッタリー。器作りをする他の地方の職人達が、このポッタリーは絶対に行った方がいい!フランスの伝統が今まだ見て取れる珍しい窯だからと勧めてくれたポッタリーでした。私たちが訪れた時は、春ということもあり庭先の植木鉢や壁掛けがありとあらゆるサイズで並んでいました。これからバカンス時期に向けて、フランス人たちは準備を始めます。家族や親戚が皆多く集まるので、多くの方々が大きなサイズのグラタン皿やカスレの鍋、鶏の蒸し器、大鉢などを買い求めにくるそうです。そういった人々の伝統的な流れ・需要に応じて、様々なものを作るノットファミリーを中心とした職人の共同体がノットポッタリーです。

どのポッタリーからも「平和思想」「土地への感謝」「受け継がれた伝統への感謝と尊敬そして責任」をひしひしと感じました。
そして器からは「生きる喜び」が溢れていました。彼らが作るものそして想いをどうやってきちんと伝えられるか。
出来る限り多くの日本人はもちろん、まだ知らないフランス人にも良さを伝えたいと思った旅でした。

他にも色々と周り、これら以外のポッタリーからも入荷いたしますし、アンティークやタイル、カゴなども少量ですが入荷いたします。

「フランスの器」展を工芸喜頓にてしたいと考えております。
詳細等決まりましたら、改めてご案内させて頂きます。


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