沖縄の買付け - 横田屋窯 知花 實さん
2012年12月18日 火曜日
読谷焼 北窯の手前に位置する横田屋窯。
横田屋窯と書いて「ゆくたやがま」と読むそうです。なぜか。
それは、沖縄では「お」の母音が「う」と発音するからだそうです。地方地方の言葉は本当に興味深い限りです。
横田屋窯は知花ご夫婦とお弟子さんの3人で作業されています。
琉球古典の焼き物を目指されていて、それを現代の生活に合わせながらも、古くから伝わる一つ一つの器のルールはきちんと守るという器作りをされています。
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作業場の前に器が並べられ、お天道様のエネルギーを吸収し、器として完成した後も更に自然の力を含み美しく変化を遂げているかのようでした。器作りは最初から最後まで自然に生かされているのだと感じます。
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横田屋窯の器は明るく力強い沖縄の器というよりは柔和で静かな力強さが印象です。
そこに自然があり生活と仕事があるという穏やかな場所で作られている焼き物です。
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