商品説明
嘉瓶(ゆしびん)は祭祀や慶事のおめでたい席に泡盛を入れて贈られ、沖縄(主に首里・那覇)の伝統的な慣わしに基づいた酒器を指します。瓢箪のような形は、抱えて持って行きやすいようにとこのような形になったそうです。口は太く長く、胴部はひょうたん型の形状の嘉瓶は、祝事が終わると贈り主に返されていたとか。
松田共司さんの嘉瓶は伝統的な造形の中に、朗らかで健康的な品格とモダンさが感じられる美しい姿が特徴です。現代のインテリアにも馴染む様は、インテリアとして飾ったり花器として枝物や切り花を生けたり、もちろん酒器としてお使いいただいてもいいでしょう。
また、オーグスヤーと沖縄の言葉で呼ばれる青緑色の釉薬は、もみ灰に真鍮を混ぜたのちに水を加え団子状にしたものを焼成し、さらに土灰や具志頭白土、透明釉を混ぜて作る沖縄特有の釉薬を指します。本土で見られる緑釉とは異なり、沖縄らしい木や土などの自然と通ずる存在感が感じられます。
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