商品説明
自家製の藍を染料として用いた色鮮やかな木綿100%の手織り花瓶敷です。横幅は房込みで38cm、房なしで30cmのサイズです。
出西織 多々納工房は祖母 桂子さん、母 昌子さん、孫 朋美さんの親子3代に渡り受け継がれています。
初代 多々納桂子さんは出西窯の創業者の1人である多々納弘光氏の奥様です。1954年に倉敷民藝館附属工芸研究所(現:倉敷本染手織研究所)に入所し、所長の外村吉之介氏のもとで1年間手織染の修行を経た後、翌1955年に出雲に戻り出西織 多々納工房を立ち上げられました。
現在は昌子さんと朋美さん親子が本染手織の仕事を引き継ぎ、綿を栽培し、収穫した綿を手で紡いで糸にした後、草木染めはカテキューや山桃また季節に応じて梅など。藍染めは、原料となる藍藻(あいすくも)を甕に入れて温めた灰の灰汁を少しずつ足しながら菌の増殖環境を整え発酵させ藍液を作り、酸化と還元を繰り返しながらの染めの作業に入ります。
藍は色落ちすると言われますが、それは人造藍の混合によるもので自然な藍が十分発酵し良く建ったものはしっかりと染着し色落ちはほとんどいたしませんのでどうぞ安心してお使い下さい。またご購入のお客様には工房により作成された取り扱い方法とプロフィールを兼ねたものを同封しております。どうぞご使用前にご一読下さい。
【ご使用にあたり】
- 直射日光があたる場所でのご使用は、色褪せの原因となりますのでお控え下さい。
- 天然染料の織物は、長くお使いいただくと経年変化で色が少しずつ変化していきます。それも共に過ごした結果として愛でて頂ければと思います。
- 藍染めのものは、洗うと灰汁の濁りが抜けより明るく澄んだ色に変化していきます。頻繁に洗うものではありませんが、お洗濯の際は中性洗剤を薄めて使いおし洗いして下さい。
ご注意
- この商品は一点ものではございません。個体差が小さいものを選んで販売しておりますが、手仕事によるものですので多少の個体差がございます。ご了承頂けますようお願い申し上げます。
- こちらの商品はネット専用の在庫のため、店舗と在庫共有しておりません。店舗の入荷状況につきましては工芸喜頓のホームページをご覧ください。
関連読み物
ニュースレター
ニュースレターを購読: