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商品説明
武内総野さんは叔母の佐藤隘子さんに2017年より師事。武内さんが織られているノッティングは武内さん考案の柄のため、佐藤さんとはまた図案も色合いも異なります。時にはアフリカの雰囲気が、時には北欧の温かみの雰囲気も感じられ、美術に造形の深い武内さんらしい温かみのある図案と配色になっています。佐藤さんの意図を無駄にしないというノッティング作りの流れを汲み、他の作家さんと比較すると毛足が長いのが特徴です。そのため、圧倒的な座り心地のよさは一度ご利用頂くと皆さん驚かれるほどです。1枚1枚丁寧な作りとなっていますが、毛足が長いため毛足が短い他の作家さんのノッティングと比べてご使用いただくうちに毛足が倒れやすいのですが、気になる方は手で毛足を整えて頂ければ柄が整います。糸はウール100%。手で糸の向きと反対方向にならして頂くと柄に対して毛並みが整い綺麗になります。コロコロなどをお使い頂いてもいいでしょう。通常はお洗濯は必要ありませんが、どうしても汚れが気になるという方は薄めた中性洗剤で手揉みをした後、しっかりと乾かして下さい。乾かした後はウールですので毛玉が出ます。その際はコロコロ等で取り除いてください。
倉敷本染手織研究所は、初代倉敷民藝館館長の外村吉之介氏により倉敷民藝館付属工藝研究所として設立されました。ノッティングだけでなく、テーブルセンターやコースター、ネクタイや袋物など、現在でも丁寧な仕事がこの手織研究所そしてその卒業生によって作られ、現在でも倉敷の美観地区にその研究所があり活動を続けられています。佐藤さん曰く倉敷本染手織研究所創設者の外村氏の教えの一つに、無駄にしないという教えがあったそうです。そのため、佐藤隘子さんを含め研究所初期の生徒さんはノッティングの毛足をあまり短く刈り込みすぎない、比較的毛足が長い作りになっています。現在目にするノッティングに比べ、佐藤隘子工房のノッティングの毛足が長いのはその理由によります。倉敷を訪れると、飲食店で日常のものとして数十年に渡り使われているノッティングを目にします。どうぞ生活の一部として長い間ご愛用頂けると幸いです。
ご注意
- この商品は一点ものではございません。個体差が小さいものを選んで販売しておりますが、手仕事によるものですので多少の個体差がございます。ご了承頂けますようお願い申し上げます。
- こちらの商品はネット専用の在庫のため、店舗と在庫共有しておりません。店舗の入荷状況につきましては工芸喜頓のホームページをご覧ください。
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